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2004-10-03 | 90年代オルタナ

グランジ映画”hype”について:ネタバレあり

出てくるバンドがみんなエネルギッシュで、これだけでも充分見る価値があると思う。欲をいえばAliceInChainsのライヴ映像とMelvinsのライヴを一曲フルで見たかったなぁ。

知らないバンドが多かったのでこれを見たあと中古屋を巡って探しました。
Momomen2枚にCoffinBreak、Fastbacks2枚、7YearBitch、Supersuckers、Gas Huffer。Gitsというバンドのヴォーカルは殺人事件で他界しているようだ。結構気に入ったんだけど。

一番考えさせられたのは、サントラのジャケットになっている鼻栓少年のセリフ。

「街にはお決まりのグランジファッションの奴らばっかり。俺は最初から好きだったんだ!」

トレンドになると、流行っているからとの理由でおよそロックとは距離の遠い人まで注目する。
流行の音楽をおいかけている自分を見失った人ほど、コアな音楽ファンに嫌われる人種はいない。
しかもそういう人達のせいで「過剰評価されチケットも取りづらくなる」、会場もデカくなるといった弊害をこうむる。

俺自身、ロックとは世間一般で言う「ダメな奴」がやる音楽だと思っている。
ダメな奴ならではの心情を表現し、ダメな奴がそれを聞いて喜ぶ。
悪くいえば傷の舐めあうということ。
グランジと呼ばれたバンドにはそれがあったのは間違いない。
Nirvana、AIC、SG、PJ、音楽性はバラバラでも、共通点は内向的だったということだが、絶望を上手く表現した素晴らしいバンドだ。

Nirvanaの誰かが言っていた。

「分かっていない奴が俺たちの音楽を聞き始めた」

しかし、売れなきゃ売れないで不満を覚えるものだ。このサイトにも書いているし。
「日本でSGの評価が低いのはおかしい」と。
もし、SGが日本で絶大な支持を得ていたら俺はどう思っただろう?

ある程度売れないと素晴らしいバンドが一部の地域の人しか聞かれずに終わってしまう。
もし、グランジムーヴメントが無かったら、日本に住んでいる俺はSGやNirvana、その他の素晴らしいバンドを知らずに人生を終えることになっていただろう。

エディ・ヴェーダー曰く
「この手の過剰広告=ハイプされた成功は気にしない方がいい。君の音楽をぶち壊す。人生も。」

結局、他人の評価など気にしない!という我が道を行こうと思っているけど、他者の評価も気になる俺自身を自覚する。
これが俺の弱さかな…。
音楽だけじゃなく、他者を全く気にしなければ劣等感、疎外感を味わうことは無い。

グランジムーヴメントは、カートやレインの死という最高に重い出来事や、Bushのようなクソフォロワーを生み出したマイナス面も大きいけど、肯定的に捉えたい。
Nirvanaがブレイクしなければ素晴らしい音楽を知ることはなかったから。

2004-10-02 | 90年代オルタナ

ニルヴァーナの話題

ちょっと前に、ユニオンでクロスビート1991年11月号が100円で売っていたので買った。パブリック・エネミーの表紙に魅かれて買ったんだけど家に帰って開けてみてビックリ!ニルヴァーナのインタヴューが載っているではないか!

アメリカン・ロックの地殻変動という特集の中に6バンドほど紹介されていたんだけど、その1つにニルヴァーナが扱われていた。この特集ではスマパンも紹介されていた。あとの4バンドは知らないバンド。

しかも、ちょうどNevermindの日本盤がリリースされた時期で、ディスクレヴューにもネヴァーマインドが扱われていた。そのレヴューには・・・

“ニルヴァーナってこんなによかったっけ?・・・こりゃ疑いなく今月の目玉だ。・・・さっそくどんなリアクションが起こるか、今から期待したい。”

このレヴューを書いたのは関口弘氏。最近じゃあんまり見ない名前だけどなあ。この人は預言者か?この後のリアクションはいうまでもない。

このクロスビートには他にも、レッチリのブラッドシュガー~リリース時のインタヴューも載っている。ディスクレビューには他にもサウンドガーデンのバッドモーターフィンガーも載っていた。パール・ジャムのテンがレヴューでいい評価をされていないのも興味深い。

グランジ・オルタナ・ファンとしてはとっても興味深い内容。いやいや、いいもん買いましたわ、100円で。

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