先日、Nine Inch Nailsの新作Hesitation Marksがリリースされました。
私はオフィシャルサイトのnin.comでアナログレコードを予約していたんで、オフィシャルサイトでアルバムのデジタルデータをダウンロードできる権利がありました。
それでオフィシャルサイトに行ったんですが、アルバムは2つのヴァージョンに分かれていました。
通常ヴァージョンとAudiophile Masteredというヴァージョンです。
audiophileというのはオーディオマニアとかそういう意味です。
どうやらnin.comでHesitation Marksを購入しないとAudiophile Masteredはダウンロードできないようです。
今日はこのアルバムの音質とアルバムそのものの感想です。
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これを書いている時点ではフジロックは終わっていませんけど、参加した方はお疲れ様でした。
自分は前回書いたとおり7月26日はNINの生中継を見ておりました。
というものの、仕事から帰ってきてからだったのでMarch of the Pigsからです。
いまだにスマホを持っていないんで、出先だとyoutubeは見れません。
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コンニチハ、アップルです。
Mastered for iTunesの提供を開始しました。
アップル、「Mastered for iTunes」対応楽曲と制作ツールを提供開始
気になるのは「マスタリング段階からiTunesの音源専用に最適なチューニングを施せる点が特徴となる。」という一説。
iTunesの音源に最適なチューニングって何なんですかねえ?
まさかこれ以上音圧を上げるとでも?
前回の続きで、音質に最も影響が出るのはCDだのレコードだの圧縮音源とかメディアの問題ではなく、マスタリングやミキシングなどの制作側の意図だということ。
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コンニチハ、Ministryのアル・ジュールゲンセンです。
かつて、自分たちでツアーをブッキングするとき、あまりに大きなアリーナとかは避けたかったんで、大手の会社ではなくインディー系の会社を通じて、砂漠の真ん中とかそういう辺ぴなところでやったことがあったんだけど、金を騙し取られたんだ。
6回のショーのうち2回は完全にタダ働きだった。
チケットを買った子たちが可哀想だったから演奏はしたけどね。
インディペンデントなんて格好付けで、単なる詐欺だった。
結局みんな金が欲しいだけなのさ。
むしろインディーズは表面で無欲を装っている分、メジャーよりタチが悪いね。(ロッキングオン1996年3月号から引用)
Nine Inch NailsのPretty Hate Machineがトレント・レズナー自らリマスター、ジャケットも一新して再発されるそうです。
リンクフリーじゃないro69.jp内なのでURL紹介。
ナイン・インチ・ネイルズのデビュー作『プリティ・ヘイト・マシーン』がリマスタリング再発
ttp://ro69.jp/news/detail/42151
冒頭のアル・ジュールゲンセンの発言のように、昔からバンドにとってインディが理想郷というわけではなく、中にはインディの商業的な姿勢に苦しめられたバンドもいるようです。
初期のNINもその犠牲者でした。
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昨日はSACDやDVD-Audioの情報を求めている人が多いと書きましたが、このブログが検索に引っかかりやすいだけであって、一般的な人は見向きもしないのが実情でしょう。
こういう高音質盤の話題を出すと「続きを読む」をクリックする人が極端に減るというw
SACDやDVD-Audioは普及しないで終わりそうですが、次なる高音質メディアはBlu-ray(ブルーレイ)です。
ブルーレイの最高音質は192kHz/24bitと、数字上はDVD-Audioのステレオ最高音質と互角です。
ただしマルチチャンネルだとブルーレイは192kHz/24bitで5.1chに対応していたり、それ以下だと7.1chにも対応できたりと、DVD-Audioを凌駕しています。
まあステレオ音声に関して言えばDVD-Audioと数字上では変わりなかったとw
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