コンニチハ、Sonic Youthのキム・ゴードンです。
カートって感化されやすい人だったのよ。
「Sonic Youthファンはお高くとまっていると見られることがある論」で物議を醸している気がするこのブログです。
まあ一つの例として出しただけだという記憶があるんですけどね。
以前、光栄なことにSonic Youthのファンサイトの管理者様にも取り上げていただいたこともありましたが、「ウンチクいう人」というお声もw
まあ、「Sonic Youthを好きになれない人がどう思っているか?」ってことだから難しいところです。
今日はSonic Youthを題材にした歌詞の個人的な解釈です。
歌詞の解釈は久しぶりだなあ。
曲はBikini KillのThurston Hearts the Whoです。
Bikini KillについてはウチのサイトのBikini Killでも読んで下さい。
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久しぶりに歌詞について。
イアン・マッケイ先生によるGuilty of Being Whiteです。
歌詞と和訳はMinor Threat / Guilty of Being White (白人として存在することの罪)を読んで下さい。
これも理解は簡単。
白人として、差別を受けている黒人に対して申し訳ないと思う心境。
その反面、「俺がやったわけじゃない」のに黒人から「有罪を宣告される」という憤り。
この二つの葛藤が感じられる歌詞ですね。
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ニューメタル・ラップメタルはどうしたかというと、現在その辺のバンドを聞き直しています。
ほぼ嫌々ですけど(苦笑)。
結論を言ってしまえば、2000年代という時代を表現した最強のバンドはArcade Fireでしょう。
Arcade Fireの和訳は難しいし、ストレートな内容ではないので解釈も難しいのですが、Neon BibleではInterventionとWindowsillがストレートな内容で分かりやすい。
今日はArcade Fire / Intervention (内政干渉)です。
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連休に見たRage Against The MachineとArcade Fireの余韻が残りまくりの今日この頃です。
突然ですが、知っている人はもう殆どいないとは思いますけど、以前やってたサイトを復活させようと思います。
でも、他のサイトに載っているNirvana全部とToolのAenimaとLateralusは復活しません。
その他も復活させるか未定。
取り敢えず第一弾はArcade FireのNeon Bibleです。
今度は目立たぬように細々やっていこうかな(苦笑)。
前置きが長くなりましたけど、久しぶりにRenegadesを聞いていたらMinor ThreatのIn My Eyesという曲で色々と考えさせられてしまいました。
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今日はFoo Fightersの”My Hero”の歌詞の解釈です。
ウチのサイトに、これはカートのことを歌っているのか調べに来る人が結構多いものですから。
解釈は個人の自由ですがデイヴ・グロールの背景を考慮に入れるのであれば、結論は「本人しか分らない」のではないでしょうか。
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暇すぎるので、以前サイトでやっていた歌詞の深読みをこのブログで復活させることにしました。
歌詞の解釈に改めて。
このコーナーは俺の勝手な解釈ですから当然正解ではありません。
逆に間違ってもいません。
歌詞の解釈は自由です。
製作者の背景を全く気にしないで自由に楽しむのもアリですし、その逆もアリ。
記念すべき第一回目は日本のパンクバンド、”ザ・スターリン”の”ワルシャワの幻想”。
以前に書いたヤツが予想外にも人気があるようで。
俺の存在を頭から輝かさせてくれ
メシ喰わせろ!
お前らの貧しさに乾杯
歌詞はこれだけですw
曲名は後から変更されたとか、町田町蔵率いるINUの”メシ喰うな”との関係は脇に置いておきますが、内容は社会主義批判だと思う。
社会主義とは何か?調べ出すとキリがないので、資本主義・社会主義を見るといいでしょう、簡単に理解できると思います。
ワルシャワはポーランドの首都で、ワルシャワ条約機構のことだと思います。
戦後、アメリカとソ連は冷戦に突入するわけですが、ソ連を中心に東ヨーロッパの社会主義国家の間で締結された軍事同盟。
アメリカと西ヨーロッパ諸国の資本主義国家による北大西洋条約機構に対抗する形で結ばれたようです。
ソ連型社会主義は豊かな生活が待っているというのは幻想だったということかな。
細かいことは省略するので資本主義・社会主義やWikipediaなどを参考にして欲しいのですが、ソ連型社会主義っていうのは一党独裁に陥りやすい。
今の北朝鮮を想像すると良いでしょう。
自由がないのです。
ほとんどが国営で、国民生活に国家が介入してくる。
国家の言い成りになるしか生きる道はない、一個人が輝けるシステムではない。
貧困をなくして平等な社会を実現するというのは素晴らしいように見えますが、70年代には国民の生活が苦しくなった。
理由もここでは省略しますが、ほとんどが国営だから個人はおろか企業間でも競争が無かったのが大きいんじゃないかな。
みんな同じ給料だからねぇ。
隣の店に負けないように、より良いモノを作ろう!というのが無く、新しいモノやサービスが生まれる世界ではなかった。
結局、70年代には東側諸国の経済が停滞、食料に困るほど国民の生活は苦しくなったようです。
だからメシ喰わせろ!と。
この曲が製作された10年後の91年にソ連は崩壊してしまいました。
今の北朝鮮で聞けばとてもリアルに響くとは思いますが、社会主義とか東側の崩壊とかを抜きにしても何かしら感じられるんじゃないかと思います。
抑圧されている気分とか。
短いけど良い歌詞ですね、曲も。