Kill Rock Stars、Bikini Kill、Riot Grrrlの更新終了とUnwound

コンニチハ、Kill Rock Starsの副社長でトビ・ヴェイルの妹のマギー・ヴェイルです。

その当時（90年代グランジオルタナ期）、アメリカの北西部にいるのは凄くクレイジーだったわ。
もう、規模がものすごく大きなことになってて、あれ以上大きくならないんじゃないかなって思うくらい。
特に、バンド達に投入されてた金額とかは凄かった。
色んな著名人がキル・ロック・スターズに電話かけてきてたわよ。
ソフィア・コッポラ、マイク・ワットとかザック・デ・ラ・ロッチャとか。
ほとんどはビキニ・キル宛てだったけど。（マギー・ヴェイル / クロスビート2008年4月号から引用）

渋松対談は長らく掲載されていないんでコンニチハが何のパロディか理解してもらえないし、そもそも最近の若者はロッキングオンなんて読まないんじゃないかと思う今日この頃です。
去年からRiot Grrrl、Bikini Killといったページを更新してきて、最後にKill Rock Starsのページを追加してようやく一区切りをむかえることができました。

Riot Grrrl（Riot Girl ライオットガール）

Bikini Kill （ビキニ・キル）、Le Tigre（ル・ティグラ）、The Julie Ruin（ジュリー・ルイン）

Kill Rock Stars（キル・ロック・スターズ）

数年前から#MeTooとか海外では映画監督が女優に対してセクハラしていたことが話題となったりしていたんで関心を持ってもらえるかと期待していたんですが、思ったよりもアクセス数が伸びなかったなっていう…
再結成Bikini Killは日本に来る気配もないですし…

そもそも、日本では#MeTooが広がりにくいというのはググれば記事がたくさん出てくるわけで。
沈黙は金というか被害者が叩かれるというか。

話は変わりますが、Kill Rock Starsも気が付けば2021年で30周年だったんですね。
シアトル近郊の北西部のレーベルは活動を停止したのも多い中で頑張ってますね。

冒頭のインタビューでもわかるとおり、グランジオルタナ期といえばこのレーベルからはBikini KillなどのRiot Grrrl系のバンドが注目されていたわけですが、この記事を読んでいて思い出したバンドがありました。
Unwoundというポストハードコア系のバンドです。
もう10年以上前に聞こう聞こうと思っていて完全に忘れていました。

私自身はまだじっくり聞きこんだわけではないですが結構良いです。
Riot Grrrlの陰でこんなバンドがKRSに在籍していたんですね、驚きです。
感触的にはFugaziやMogwai、Tortoiseでしょうか。

1990年代の知る人ぞ知るバンドといったところです。

私が好きなThe World Is Flat