Sufjan StevensのIllinois10周年記念盤について

前回の投稿ではスフィアン・スティーヴンスのCarrie & Lowellはイマイチだと書いてしまいましたが、あらためて夜中にヘッドホンで聞いていたら結構良いんじゃないかと思いました。

少し前に流れたニュースです。
スフィアン・スティーヴンスの傑作『イリノイ』発売10周年。再発記念で”シカゴ”のデモ音源公開

このアルバムがもう10周年とは時の流れは早いものですね。
っていうかスフィアンはもう40代なんですね。

Illinoisは2000年代の様々なクラシカルな楽器を取り入れる合唱団系インディの中では指折りの名盤だと思いますし、私も大好きなアルバムです。

ただ、Sufjan Stevensのキャリア全般の中では異色のアルバムだと思います。
私は全作品を聞いたことがあるわけではないですが、アコギがメインでダークなアルバムが多いですからねえ。
Illinoisは悲し気な雰囲気の中にも、どこか陽気な部分もあるポップソング集ですから、異色だと思うわけです。

何はともあれこのアルバムは名盤ですからおススメです。

それで今年はこのアルバムの10周年記念盤がリリースされるとのことですが、先程リンクを貼った中村明美さんのブログに大半の情報がかかれているんで、何を書こうかなあと思っているわけです。

ちなみにレーベルのオフィシャルサイトでの扱いはこちらです。
Illinois: Special 10th Anniversary Blue Marvel Edition | Asthmatic Kitty Records:
まあオフィシャルサイトでは売り切れていますが。

IllinoisのWikipediaのArtworkで書かれていることですが、このアルバムのジャケットには元々スーパーマンが描かれていました。
ただそのスーパーマンの描写が権利関係上問題になったようで、スーパーマンの部分には風船のステッカーが貼られました。
そして最終的には風船のジャケットに変更されました。

WikipediaのIllinoisの画像でも見てください。

それで今回の10周年記念盤のジャケットですが、Asthmatic Kitty Recordsのサイトの画像を見てもらえば違うものが描かれているのがわかります。

これは日本人には馴染みが全くないですが、Blue Marvelというまあスーパーマンみたいな漫画のようですね。
だから今回の10周年記念盤はBlue Marvel Editionだと。

レコードの真のオリジナル盤は2005年のスーパーマンジャケットのものでしょう。
風船のステッカーが貼られたものもマトリクスは同じようです。
私が所持しているのは2005年US盤のようですが、残念ながら風船が描かれているものです。
マトリクスもスーパーマンジャケットのものとは違います。

私が持っているレコードはなんだか腑に落ちないんですよねえ。
2枚組なんですが、1枚目は通常のレコード盤で、2枚目は重量盤なんですよ。
何か中途半端ですよね、何で両方とも重量盤にしなかったんでしょうか?
こんなレコードは初めてです。

Illinoisの一覧はDiscogsの Sufjan Stevens ‎– Sufjan Stevens Invites You To: Come On Feel The Illinoiseを見てください。
Discogsもたまに間違っているようですけどね。

まあオリジナルではないにしろ2005年US盤を持っているから今回の10周年記念盤は買わなくていいかなあと思っているんですが、中村さんの通り迷っているうちに売り切れてしまうかもしれません。
どうしようかな。

いちおう、日本の各オンライン販売店でも予約は受け付けています。
無事に入荷するかはわかりませんけどね。
下はamazonへのリンクです。
Illinois: Special 10th Anniver [12 inch Analog]

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