カセットテープについて思い出してみる

東京近郊に住んでいない方にとっては品川なんて聞いたことがない街なんでしょうか?
山手線の主要駅の一つですが、新宿、渋谷、上野、池袋などと比べると有名じゃない気がします。
特に若い人にとっては遊ぶところもないし買い物するにもこれといって大きな店も商店街もありませんしね。

まあ品川といったら赤字ソニーの本社があるところです。
後はあのコクヨは本社かなあ?
赤いきつねと緑のたぬきの東洋水産もあります。

ソニーの御膝元だからでしょうか、JR品川駅にはソニーの展示スペースみたいなのが存在します。
数か月前には歴代ウォークマンが展示されていて私はつい足を止めて見入ってしましました。
あなたの思い出の一台は?品川駅で歴代ウォークマンを展示中

もう終わってしまいましたし、その後は4KテレビとPS4でドラクエってコーナーになり、現在はソニーの映画事業をアピールする場になっております。

私が10代の学生の頃はカセットテープのウォークマンを愛用していました。
もう型番すら覚えていないんで、ここに展示されていたものかどうかすらわかりませんが、懐かしくてつい足を止めてしまいました。

で、最近流行のカセットテープについてですが、私はあんまり興味が湧きませんでした。
最大の理由はレコードと違って音質的な魅力が感じられないからでしょうか。
私がレコードに興味を持ったきっかけは、音質的にレコードが最強なんじゃないか?ってことでした。

カセットテープにはそれがないんですよねえ。
まあでもこれは私の思い込みかもしれません。

私の世代ですともうCDが普及していましたから、家庭用オーディオの主流はCDラジカセでした。
カセットテープっていうのは音の入っていない空のものを買ってきて、それにCDの音をダビングして、ウォークマンなどを使用して外で聞くものでしたね。

自宅で聞くにしても、友達から借りたCDやレンタル屋で借りてきたCDダビングしたものを聞いていました。

ノーマル、ハイポジ、メタルとか懐かしいですね。
メタルという規格?のテープが最も高価で音質も良いとの宣伝文句でしたけど、それでもCDの音を録音しても、音質の悪さは一目瞭然(この場合は一聴瞭然?)なんですよね。
音の劣化が明らかでしたね。
クリッピングノイズらしきものも出やすかったですし。

だから私にはカセットテープの音が良いものとは思えないです。
ただ、これはCDの音を空のカセットテープに録音した音の話であって、最近のインディ・バンドが販売しているような、最初から音が入っているカセットテープの話ではありません。

私が若い頃もカセットテープのアルバムとかシングルもありました。
でも売り場面積なんてごくわずかでしたし、普通に考えてカセットを選ぶよりもCDのアルバムとかシングルを買うでしょ?

だから私自身はカセットのアルバムとかシングルを聞いたことはほとんどないんですよ。
記憶にあるのは兄妹が持っていたドラクエIIIのサントラですかねえ。
後は勇気のしるしという、今思うとくだらないCMソングのカセットシングルは自宅にあったのを覚えています。
まあ「24時間戦えますか?」なんてすごい宣伝文句ですよね。

話を戻すとそういうわけで、カセットアルバムやカセットシングルの音質に関してはほとんど記憶にありません。
最近のは良い音というか、味のある音がするのでしょうか?
CDにありがちな音圧主義的キンキンサウンドを和らげる効果はありそうですけどね。
ダビング時に発生する音質劣化やノイズは無いでしょうし。

今の時代にカセットテープの音を聞いたら私は何を思うのか?
10代のころに聞いたきり、もう何年も聞いていないからなあ。

いろいろ考えてみると、カセットテープに興味がわいてきました。
ただ今聞くとなるとまた機材を揃えなければいけませんけどね。

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