アルバムを聞いた感想(主に2011年前半の大物)

聞いたアルバムの感想でも。
ちょっと前の大物のアルバムが多いです。


Strokes / Angles

1st以外ではこれが一番良いんじゃないでしょうか。
多くの人が納得しそうです。
やたらとポップで1stの頃のスリル感みたいなのはないですし、私ももうこういうのはもういいかなあって感じなんですが、まあまあ良いんじゃないでしょうか。


Mogwai / Hardcore Will Never Die, But You Will

Mogwai史上最も聞きやすいと思います。
その代わり奥の深さという点では従来のアルバムに軍配が上がります。

曲は良いんですけど、Mogwaiらしからぬ今風マスタリングは理解できません。
何でこんなサウンドにしちゃったんでしょうかねえ…。


Boris / New Album

巷でいわれている様に大胆にもポップ・エレクトロ化したアルバムです。
新たな試みは結構だけど、私は失敗だと思います。
これといって斬新な音楽性ではないですし、Borisらしいアーティスティックな奥の深さがなくなってしまいましたし。


Arctic Monkeys / Suck It & See

これも1st以外では最も良いんじゃないでしょうか。
まあ1st同様に大騒ぎするほど斬新な音楽ではないですけど。

その歳でそんなに円熟してどうするよ?って気もしますが、ようやく大衆のプレッシャーにもなれてきたのかなあと思ったり。
マスコミのハイプに巻き込まれて本当に気の毒なバンドだとは思います。


The Vaccines / What Did You Expect from the Vaccines?

これは完全にハイプ。
デビュー当時のArctic Monkeysを思い出してしまいます。


James Blake / James Blake

このアルバムから急速に叫ばれはじめたポストダブステップというのがどういう音楽を示すのか良くわかりませんが、エレクトロ化したAntony & Johnsonsって印象です。
シンプルになったMassive Attackとか。

ポストダブステップはよくわかりませんけど、聞いたことないような音楽ではないです。
でもそれなりに聞けるアルバムです。
つまりそこそこ良い70点ぐらいのアルバムです。


Fleet Foxes / Helplessness Blues

これはかなり良いです。
2ndのジンクスに引っかからずに良くやったと思います。
1stよりも奥深くなりました。
このまま頑張って欲しいです。

まあこういう音楽性のバンドはこれ以上湧いてきて欲しくないです。
どうせFleet Foxesには勝てないでしょう。


Battles / Gloss Drop

これはamazonのレビューそのまんまだと思います。
ポップでストレートになったが、従来の凄みがなくなったと。
私は以前の音の方が好きです。

タイヨンダイがいるBattlesはもう見れないんだよなあ…

今日はここまで。

コメント

  1. モノノフ より:

    初めまして。
    自分はスティーヴ・アルビニ(バストロ、スリントとかも)が
    大好きで、Big Black/Rapeman/Shellac周辺を探していたら、あなたのサイトに辿り着きました。「管理人のオススメ・バンド」にあったThe Wipers、Screaming Trees。結構気に入りました。

  2. Hyottoko より:

    こちらこそはじめまして。
    良いバンド探しに貢献できたようなので幸いです。

    最近は放置気味ですが、気が向いたらサイトの内容を変えて行こうと思っています。

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