コンニチハ、Pavementのスティーヴ・マルクマスです。
Smashing Pumpkinsだけでなく、売れた後のR.E.M.も嫌いです。
ウチのサイトは放置状態になりつつありますが、次の修正はPavementのページにしようと思います。
Pavementについては今まで色々書いてきましたし、でも他にブログに書くネタがないんで、今日は人間が大好きな悪口ｗ
Range LifeのSmashing Pumpkinsばかりが注目され、Stone Temple Pilotsすら霞んでいる感がありますが、実はR.E.M.について皮肉っぽく歌っています。
Pavement / Unseen Power Of The Picket Fence
この曲はNo Alternativeというコンピレーションアルバムに収録されています。
No Alternative Wikipedia
Crooked Rain, Crooked Rainのデラックスエディションやベスト盤でも聞けます。
国内盤もリリースされていましたが、対訳がないんで先程自力で訳していました。
ベスト盤の国内盤に対訳が付いているのかは現物を持ってないんで知りません。
杭垣の目に見えない力
いくつかのバンド名を挙げたい
その中の一つはREM
長い歴史を持った名高い歌
キミや僕のような南部の少年たちさ
REM
1983年を回想しよう
Chronic TownはREMの1stEP
その後Reckoningがリリースされた
Howard Finsterによるアートワークは曲と調和していた
“South Central Rain”
“Don’t Go Back To Rockville”
“Harbourcoat”
“Pretty Persuasion”
キミたちは”Camera”になるために生まれた
“Time After Time”は最も嫌いな曲だった
ヴォーカルは長髪
ドラマーは自制することを知っていた
ベースは全く正しい動く
ギターは聖人じゃない
古い時代へ戻ろう
アメリカに州が50も存在しなかった時代へ
シャーマン将軍が丘の上に立っている
シャーマン将軍と部下たち
彼らはジョージアを行進している
彼らはジョージアを行進している
そしてREMが立っている
了解しました、了解しました
彼らがやってくる
了解しました
ワゴンで移動している
了解しました
大砲がある場所へ
了解しました
それを隠せ
了解しました
走れ急げ
スティーヴ本人によると、R.E.M.を直接非難した曲ではないとのこと。
南北戦争時、武器を持たない女子供も虐殺したシャーマン将軍と、売れっ子になったR.E.M.の状況とを重ね合わせて作った曲だとのこと。
表現したかったのは「権力を手に入れた者の愚行」だそうです。
まあ人間は権力を手にするとそれを振りかざしたくなりますからねえ。
ですから本人はR.E.M.を直接口撃していないと言っていますが、そんなの嘘で酷い皮肉が込められているとしか思えないとインタビューアに突っ込まれていた記憶があります。
R.E.M.も権力を振りかざしているって言っているわけですからねｗ
スティーヴは初期のR.E.M.のアルバムに衝撃を受け、大きな影響を受けたようですが、Automatic For The Peopleの頃になると、Pavementのような捻くれたインディバンドにとっては王様気取りに見えたのかもしれません。
Everybody Hurtsなんて最悪だ！みたいなことも言っていた気がします。
私は売れた後のR.E.M.から聞いていった記憶があるので、Automatic For The Peopleは結構好きなんですけどね。
そういえばR.E.M.の初期のアルバムもデラックスエディション化されたというニュースがあったなあ、すっかり忘れてた。
Unseen Power Of The Picket Fenceが収録されているNo Alternativeですが、目玉はやっぱりシークレットトラックとして収録されているNirvanaの隠れた名曲Verse Chorus Verseかな。
With the Lights OutがリリースされるまではNo Alternativeでしか聞けなかったのでプレミア化していたような気がしますが、今はそんなことないです。
ややこしいのは、With the Lights OutではSappyという曲がNo AlternativeのVerse Chorus Verseで、With the Lights OutのVerse Chorus VerseはNo AlternativeのVerse Chorus Verseとは別の曲です。
Nirvana / Sappy
まあNo Alternativeはamazonのマーケットプレイスで激安売りされているので、興味のある方はどうぞ。
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