音楽離れは趣味の多様化が原因なのか?

渋谷のHMVが閉店してからしばらく経ちますが、英国のHMVは「音楽とファッション」というテーマで再建に取り組んでいるようです。
クロスビートの記事ではじめて知りました。

スニーカーで有名なコンバースがレーベルを設立するそうですにも関係しますけど、ミュージシャンのファッションって大きな消費を生み出すドル箱ですからねえw

HMVジャパンは本国HMVから売却されたので現在は関係ないようですが、本国も大変なんですね。


今年の2月にアメリカのMTVは音楽番組メインじゃない、日本のMTVは退屈で紹介したとおり、MTVの新生ロゴからMusicという文字は消え、音楽とは違う番組で高い人気を誇っているとのこと。

もはや音楽だけで食っていけないのでしょうか。

渋谷のHMVが閉店した理由も色々あると思いますけど、誰かが言っていたように結局のところみんながCDを買わなくなったからっていうのが一番大きいのでしょう。

amazonの一人勝ちに見えないこともないんですが、CD全体の売上は下がっていますからねえ。

その原因もDL配信とか違法DLとか色々でしょう。
最近はスカイプのファイル送信機能を利用して友人に音楽を送っている人もいるんですって?
凄い時代になりましたw

まあここまでは以前もブログに書いた気がしますので、今日はCDが売れなくなった理由の一つとされている「音楽離れ」について考えてみました。

人々が音楽を聞かなくなった理由として、「趣味の多様化」が挙げられています。
昔と比べて音楽以外の娯楽が溢れているんで、みんなそれぞれ違うことをして楽しんでいると。

音楽以外の暇な時間の娯楽として真っ先に思い浮かぶのはテレビです。
私は嫌いですけどねw
だから趣味の多様化によって音楽離れが進んでいるならテレビ離れも進んでいるだろうと思って調べてみました。

検索すると真っ先にテレビ離れ Wikipediaが出てきます。
情報が錯綜していて若者を中心にテレビ離れが進んでいるのが本当かどうかは確信が持てませんが、そういう分析も多いです。

アナログ放送では必死に地デジ対策を促していますが、テレビなんて見られなくなってもいいよって人は結構います。
私の周りではゲーマーにそういう人が多いです。

まあ趣味の多様化という原因だけじゃなくて、番組が退屈になったからテレビを見なくなったというのもあると思います。
私の母親は、最近のテレビは美味しいものを食べる番組ばっかりだと嘆いていました。

私自身は地上波のテレビは朝のニュースと会社でつけっ放しになっているのを見るぐらい。
ただ有料チャンネルでサッカーは馬鹿みたいに見ます。

基本的に会社から帰ったら、録画していたサッカー中継をみてばかりです。
ひかりTVからケーブルテレビに乗り換えたんで見れる試合が増えました。
今週はチャンピオンズリーグもあったから試合が多くて大変です。
BGMとして音楽を流していますけど、実況中継も聞きたいというw

地上波は見ないけど、嗜好が偏っている有料放送を見る人は多いのかな?
ケーブルテレビやスカパーも一昔前と比べてかなり普及しているようですし。

私はこういう風に過ごしていますが、テレビも見ないで音楽も聞かないで、みんないったい何をやってるんでしょうね?
ゲームも多そうですけど、やはりインターネットでしょうか?
朝から晩まで携帯電話をいじっている人もいるでしょう。

ウチのサイトやブログが最もアクセスが集中するのは夜、昔はみんなテレビを見ていたであろう時間帯です。

ネットの使い方も色々ですが、関心があることの情報収集が多いんじゃないですか。
ウチのサイトやブログだと、間違いなく音楽の情報を求めている人が見に来ているんでしょう。

まあインターネットがあれば1日中時間を潰せるわけですよ。
チャンネル数の限られたテレビと違って自分の好きな情報を見れるわけですし。

価値観、趣味が多様化した原因としては、娯楽の発達っていうのもあるんですが、インターネットでマニアックなものにアクセスしやすくなったというのも大きいかもしれませんね。

「趣味の多様化」っていうのは、何々離れの原因としていたるところで挙げられています。
本当かよ!と思ってしまうんですがw
野球離れ、車離れ、映画離れとか。

ようやく音楽に話が戻りますけど、そういう趣味の多様化により音楽を聞く人が減って来ていると言われています。

これが本当だったらしょうがないかなあと思います。
むしろ良いことだとも思ってしまいます。
みんなそれぞれ自分の好きなことに突き進むようになったわけですから。

ロック界ではみんなが憧れる新たな「ロックスター」が誕生しなくなって久しいです。
音楽の中でも趣味の多様化により、誰かが言っていた「500万枚売るバンドはいなくなる。その代り10万枚売るバンドが50組出現する。」って状態です。

娯楽という広い観点からすると、みんなが楽しむ共通の娯楽がなくなりつつあるようです。
ワールドカップの日本代表ぐらいでしょうかw

まあこうして考えると苦しいのは音楽業界だけじゃないんですねえ。
他の娯楽も人が離れているようです。
原因は本当に趣味の多様化なんですかねえ?

結局のところパソコンやインターネットの一人勝ちなのかもしれません。

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