石井恵梨子さんのインタビュー販売とか電子書籍とか
コンニチハ、Snoozerです。
Limp Bizkit全盛期のとき、フレッド・ダーストのインタビューを取ろうと思ったんですけど、インタビューすることができませんでした。
上記のことは私の記憶違いかもしれません。
たしかタナソウさんがそのように書いていたような気が・・・
音楽雑誌が売れなくなって久しいです。
Snoozerですら付録にサンプラーCDを付けていたような気がしますし、クロスビートは小冊子を付けたりいろいろ工夫しているようですけどね。
少し前の話になりますが、フリーライターの石井恵梨子さんが面白いことをやりました。
push nau! :: インタビュー販売という試みと、その理由。 – nau – デジタルデータ作品配信サイト
こんなことしたら石井恵梨子さんは干されて仕事が来なくなるんじゃ?と心配してしまいますw
フリーですからねえ。
最近、石井さんの原稿はあまり見ないなあ。
クロスビートの面白い犯罪を紹介する音楽と全く関係のないコーナーぐらいかなあ。
最近は「音楽と人」の方で活躍されているようで。
石井さんといえばラウド・ヘヴィ系っていうイメージがあります。
最もよく覚えているのは、Follow The LeaderのときのKornの来日公演を見て、そのステージに失望してクロスビートの原稿をキャンセルしたことですかねえ。
私もあのときのKornには失望しましたからw
話を戻しますが、今回のインタビュー販売は現在の音楽雑誌のあり方に疑問を持ったところから始まっているようです。
「バンドを褒めてばっかり」っていうね。
私は100円ということもあって、このインタビューを買いました。
ハイスタが好きじゃないんでKen Yokoyamaには関心を持ったことがないんですが、私のような人間にも楽しめると思います。
特に日本の雑誌は基本的にバンドを酷評しません。
その反面、バンドに取材しやすいでしょう。
好意的な記事を書いてくれるわけですから。
酷評されるのがわかっているのにインタビューなんて受けないでしょう?
SnoozerがLimp Bizkitを褒めるなんてありえないから、取材を申し込んでも断られたんじゃあないですかw
例えば私は「サ●ソニ2010は死んだ」とか言いたい放題やっていますけど、音楽雑誌でそれをやったら「お前らには今後一切サマ●ニの取材はさせねえぞ!」ってなっても不思議じゃないわけで。
以前からことあるごとに「音楽雑誌は広告主には逆らえない」と主張してきましたけど、それはやっぱり本当のようで、このインタビューではその辺のレコード会社と出版社、ライターの関係というプロモーションシステムについて話されています。
中身についてはあまり紹介しすぎてもアレなんで、100円なんで興味本位で買ってみて下さい。
私は素晴らしいチャレンジだと思いますし、中身も面白いと思いました。
私はiPhoneもiPadも持っていないんでPDFをPCで見ました。
PCの画面は長文を読むのに適していないんですが、文字や行間など、読みやすいように良く工夫されていると思います。
まあPDFなら好きなように拡大縮小すればいいんですが。
これも電子書籍ってヤツなんでしょうか?
こういうのならアリかなあとは思いました。
まあ紙には紙の良さもありますけどね、以前書いた気がするので省略。
書籍をデジタルデータで扱う長所は、やはり保存でしょうか。
紙だと場所を取りますしね。
クロスビート10年分とか本当に邪魔ですw
油断してるとカビも生えるしw
出版社に対する希望としては、入手不可能なバックナンバーをネット上で販売して欲しいです。
必要なシステムを整えてサーバーに置いとくだけで、在庫を抱える必要もないですし。
まあ古い記事に興味がある人なんてまずいないんで採算が取れそうにない事業だと思いますけど・・・
電子書籍も違法コピーに悩まされそうですし・・・
ウチのサイトやブログは古い記事から引用しまくってますけどw、理由の一つはこの辺にあります。
もう入手不可能だからです。
Nirvanaなど超ビッグなバンドならインタビュー再掲載とかありますけど、例えばSmashing Pumpkinsですら再掲載されることはないです。
話がずれてきたんでもうやめますが、それが実現するならウチのグランジ・オルタナティヴの総合サイトは閉鎖を考えなければならないでしょうということで。