Arcade Fire / The Suburbsを数回聞いた感想

以前にも書いたと思いますが、Arcade Fireはバンド名にTheは付いていません。
Arcade Fireがバンドの正式名称で、The Arcade Fireではありません。

相変わらずLast.fmではまるで違うバンドのように独立したページが存在していますがw

Last.fm Arcade Fire
Last.fm The Arcade Fire

Arcade Fireの新作The Suburbsですが、私まだあまり聞いていません。
日本盤を購入しましたけど歌詞は読んでいませんし、BGM的に5回ぐらい聞いたかなあという程度。

そんなもんなんですが、現時点での感想を。


Bright EyesのCassadagaを聞いたときと同じような感想です。

音楽的に前進したと思いますし、Arcade Fireの第2章の始まりって感じです。
本当に素晴らしいことだと思います。

ですが緊張感や焦燥感、憤りといった感情が感じられず物足りないというのが正直なところです。
1曲目が楽しそうなポップで驚きました。

コナー・オバーストのように、肩の力が抜けてギヤを一段落としたような印象です。
つまり「世の中クソだ」というのが弱まったんですよ。

それを円熟と呼ぶのか歳を取ったと解釈すべきなのかはわかりません。
いつまでもハイテンションではいられないというか。

まあブッシュ政権が終焉を迎えて、彼らが支持していたオバマが大統領に就任しましたし、今のArcade Fireは戦闘モードではないのでしょうね。

絶えず怒っていろと言う気もないですし、音楽的には良いアルバムです。
でも物足りなさは残ります。

Neon Bibleもライヴを見るまではその凄さを理解できておらず、Funeralの方がいいと思っていましたし、もっと聞き込めば感想も変わってくるかもしれませんけど。

別に売れてて各所で大絶賛されているから、捻くれてこう言っているわけじゃないですよw
まあ確かに「売れたバンドは嫌だ。」という青臭い感情を抱くのは、Museの次はArcade Fireじゃないかと思うこともありますけどw

ライヴ会場が大きくなったり、チケットが取りにくくなるのが最も嫌です。
前回はStudio Coast1日だけだったと思いますけど、The Suburbsツアーではどうですかねえ?
まあ武道館でやるほど日本では売れていないと思いますけどねw

コメント

  1. gase より:

    こんばんは。
    Suburbsは良いですね。
    確かにはじめのうちは、Neon Bibleと比べると、弱い感じがしたんですが。
    でも、そうじゃないんだなと。こういうかたちの前進なんだと理解したら、前2作を超える名盤のように思えてきました。

    ライブしに来日してほしいですね~。

  2. Hyottoko より:

    私はまだそこまで聞いてはいないので、そのように感じられるかどうかはまだわかりません。

    でも来日して欲しいですね。
    日程的には来年になりそうですけど、期待しています。

  3. ハムス より:

    かつてはTheがついてましたよ。その名残で今もつけてしまう人がいるんでしょうね。

  4. Arcade Fire : the suburbs

    それでは2枚目を通過したアーティスト、Arcade Fireの3枚目『the suburbs』(郊外の意)も本年の注目作だ。既にインディロックの枠を超えて…

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