カセットテープ・リヴァイヴァル?

COOKIESCENEやらDOLLやらが休刊になったりと、出版業界は苦しいのかなあと思う今日この頃です。
どこで見たのか忘れたけど、アメリカでは「本屋が無くなった街」があるそうです。

紙媒体には液晶モニターとは違った良さがありますけどねえ。
液晶モニターでは文字を読みにくいとかね。
だからメールを送るときは、こまめに改行とか長文は嫌われるとか言われるわけです。
このブログは自己満足なので長文でも良いんですw

その他、ページをパラパラめくるのと適当にクリックするのでは使い勝手も全く違います。

私は基本的にROとCBは買っています。
色々引用させていただいているのでw

まあ面白い記事も中にはありますからね。
今月号のロッキングオンだとサマソニ主催者のインタビューとかです。

今日は書くことが思い浮かばなかったので、いつもの如く雑誌からネタを引っ張ります。
rockin’on2010年5月号の天井潤之助さんの記事によると、カセットテープ・リヴァイヴァルだそうです。


何やら、カセットテープだけでリリースされるのが増えているらしいです。

天井さんも他の記事からネタを引っ張ってきています。
Pitchfork: Articles: This Is Not a Mixtape:

もう全文訳す気力もないので天井さんの記事だけしか読んでいません。
記事を少し読んだ瞬間、ローファイ・ブームもここまで来たか!と思ってしまいましたが、ローファイがブームだからカセットって言うわけではないようです。

「チルウェイヴ」とか「グローファイ」とか「ノーファイ」とか「シットゲイズ」だとか、また良くわからない音楽用語も登場しています。
一体何のことなんでしょうか?

まあカセットテープがリヴァイヴァルするならレコードが流行した方が良かったなあと思ってしまいます。

今のキッズたちはMDはともかく、カセットテープを再生したことがあるのでしょうか?
メタルとかハイポジとか言ってもわからないだろうなあ、時代は変わったなあ。

私の世代だと家で聞くのはCD、外に持ち歩いて聞くのはCDからダビングしたカセット、というパターンが主流だったかなあ。
まあ、レンタル屋とか友達から借りたものはカセットでしか持っていなかったですけど。
外で聞く機器として大ヒットしたのがSonyのWalkmanです。

私より前だと、レコードからカセットに録音していたんだと思います。

CDからカセットテープにダビングすると、あからさまに音質が劣化します。
MP3で言えば、劣化具合が誰でも分かるであろう128kbps未満を想像するとわかりやすいと思います。

だから、違法コピーもあまり問題になっていなかった気がしますし、本当に気に入ったアルバムとかはCDで欲しくなりましたねえ。

私が高校生のときにMDの録再機の第一弾が発売されたんですが、MDの場合はダビングしてもあまり音質が劣化しないのが問題となった記憶があります。
これじゃあみんなCDを買わずにレンタルで済ませちゃうよ!とレコード会社が文句を言い出しました。
最終的にはMD本体に著作権料みたいなのが課金された気がします。

話をカセットテープに戻すと、レコードと違ってカセットテープは音質が悪いから好きじゃないですし、再生機器ももう持っていません。
だから同じアナログならレコードの方が良いだろうと。
まあでも、その音質の悪さに味があるんでしょうねえ。

Sonic YouthのボックスセットにBeckがカバーしたEVOLのカセットテープが付いてくると言われると、聞いてみたくなりますけどねえ。

まあ、カセットを扱ったことがない人は、未だにカセットを持っていそうなお祖父さんお祖母さんの家ででも試してみることをオススメします。
あまりの不便さに驚くと思います。

カセット時代を思い出すと、本当に便利になったと思います。
でも、失ったものもあるんでしょうね。
それがカセットテープ・リヴァイヴァルに繋がっているのかなあ。

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