最近、The Flaming LipsのEmbryonicばかり聞いております。
ウチのサイトのFlaming Lips
Embryonicは、従来のファンは変貌ぶりに驚いてしまうような内容でした。
「一体どうしちゃったの？」って感じです。
最近のFlaming Lipsといえば陽性ドリームポップで、その中にちょっぴり悲しみがあるって感じでした。
今回のEmbryonicは完全に陰性、ダークで混沌とした印象を受けます。
この大幅な変化には驚きました。
今まで築き上げてきた世界を打ち壊し、新たな道を切り開くのは素晴らしいと思います。
保守的なリスナーに媚びを売るのではなく、良い意味でリスナーの期待を裏切っていくって感じでね。
それでいて、質の高いアルバムを作り上げてきたのだから凄いです。
姿勢は良いけど結果は失敗作ってバンドもいますしね。
こういう姿勢こそが「オルタナティヴ」だと思います。
PJ HarveyのWhite Chalkを聞いたときもそう思いました。
まあButthole Surfersに憧れていたFlaming Lipsは元々、奇妙なバンドだったようですからねｗ
Flaming Lipは最近のUSバンドに最も影響を与えているバンドの一つと言われることもありますが、こういう姿勢と音楽に対する努力も受け継いでいって欲しいです。
そういうわけでEmbryonicが気に入っているのですが、ロシアの配信サイトでMP3を買っただけ。
現物を購入しようと思うのですがどれにしようか迷います。
最も欲しいのはEmbryonic Deluxe Limited Edition 2CD/DVDです。
これはオフィシャルサイトでしかオーダーできません。
Embryonic Deluxe Limited Edition 2CD/DVD | The Flaming Lips
残念ながらマルチチャンネル5.1chからは撤退してしまったようですが、96khz/24bitの高音質ステレオは今回も健在。
パッケージも特殊ですしね。
でも３９ドルという高額な上に送料もかかるからなあ・・・
こちらも気になります
Embryonic 2LP Colored Vinyl (Transparent Yellow & Transparent Blue)(w/Bonus CD) | The Flaming Lips
黄色と青のカラーレコードです。
CDも付いてくるようですが、曲リストのConvinced of the Hex [DVD][*]というような表記が気になります。
CDではなくDVDが付いてくるのでしょうか？
DVDが付いてくるならLPにしようと思いますけど、オフィシャルに問い合わせるとしても英語だからなあ・・・
まあカラーLPは未だリリースされていないので、しばらくは情報が流れてくるのを待つことにします。
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