Trent Reznorの今後やThe Slipの歌詞について考えてみる

コンニチハ、Nine Inch Nailsことトレント・レズナーです。

俺にはまだ、その強さが残っているんだろうか
俺の凶暴性は弱ってきている気がするよ
足場を失いつつあるのか
俺は奪い過ぎなのか
一線を越えてしまったのか
ここでの俺の役割を
はっきり定義してくれよ (Disciplineの歌詞)

ラストツアーのWAVE GOODBYEも無事に終了したようで、トレントの今後が気になるところですが、こんなニュースが流れています。

NINE INCH NAILSのTRENT REZNORとGARY NEWMANがコラボ作を制作予定


ゲイリー・ニューマンのことは良く知らないのですが、80年代のエレクトロポップの先駆者のようですね。
NINのツアーの最後の方にゲスト出演した縁で共作の話が持ち上がったのでしょうか。

やはりトレントはNINとしてのツアーは今後行わないけど、音楽制作は続けていく意思はあるようですね。
ただ共作はともかくその他の音楽がNine Inch Nails名義になるのか、NINの呪縛から解き放たれたものになるのか、どうなんでしょうかねえ。

ウチのサイトはNINのページを改装中というものの、作業は停滞気味。
まあGhostsとThe Slipを追加して終了なんですけど。

その作業の一環としてThe Slipの歌詞を読み直したんですが、活動休止ということを念頭に読むと、The Slipリリース前から活動休止を考えていたのかなあと思ってしまいます。
以前、Nine Inch Nailsの活動休止理由とGrizzly Bearというのを書きましたが、今日の冒頭に載せたDisciplineなんてそのまんまw

他にも1,000,000の「俺にはわからない 重要なのかどうか これで本当に」とか、Echoplexの「俺の声はただ、壁に跳ね返ってこだまする」とか、Lights In The Skyの「正当化に必死だよ 自分のしてきたことを お前を信じることで」とか、Head Downの全体とか。

今更じっくり歌詞を読んでみると、どれも活動休止に関係があるように思えてしまいます。

昔の曲を歌う心境じゃなくなったってことでしょうか。
自分のやっていることが無意味に思えてきたのでしょうか。
リスナーに対しての失望感もあるのでしょうかw

まあ様々な要因があるのでしょうが、ダラダラ続けるよりも潮時だと思ったらスパッとやめるのは先日書いたPavementのように潔いと思います。
でもやっぱり悲しいですね。

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