今日はサッカーの話題ですから、興味のない人は続きを読むをクリックする必要はありません。
最近は鹿島スタジアムでアントラーズを応援したり、キリンカップのチリ対ベルギーを見に行ったりしていました。
サッカーの熱狂力はロックに似ていると思います。
労働者階級のスポーツですからｗ
労働者階級が現実を忘れて熱狂できる場所。
まあ、熱狂しすぎるとフーリガン化してしまうわけですが。
０８～０９シーズンを振り返って、一番印象的だったのがマルディーニ。
遂にマルディーニがピッチを去った。
マルディーニは俺が最も尊敬する選手の一人ですから。
セリエＡの試合を見れる環境にないんですが、最終節でフィオレンティーナがマルディーニに敬意を表してロスタイムにボールを外に出したのをニュースで見たときは涙ぐんでしまいました・・・
今の若い人はセンターバックだと思っているかもしれないけど、マルディーニは世界最高の左サイドバックだった。
攻撃も結構凄かったんだよね。
ミランではあらゆるタイトルを獲得したけど、イタリア代表としては悔しい結果だった。
まあワールドカップに４度も出場しただけでも凄いんですが。
９０年はリアルタイムで見たわけじゃないんですが、マラドーナ率いるアルゼンチンにＰＫ戦で敗退。
最もタイトルに近づいたのは９４年のワールドカップ。
この時はバッジョとバレージの方がインパクトが強かったんですが。
これもＰＫ戦で散ってしまった。
９８年はフランス戦、解説の山本浩さんの「俺のサイドは絶対に突破させないぞ！という気迫のディフェンス」という必死のディフェンスが記憶に残っていますが、これもＰＫで敗退。
イタリアは何回同じことを繰り返せば気が済むんだ！とのカテナチオに対する批判もありましたが、これがイタリアなんじゃないですかｗ
最後のワールドカップとなった２００２年の疑惑の韓国戦では、最後に競り負けて決勝ゴールを決められてしまった･･･
まあ２００２年に代表を引退してから、まさか２００９年まで現役を続けるとは思いもしなかったですけどね。
マラドーナと対決したことがある現役選手はマルディーニが最後じゃないかなあ。
さよならマルディーニ、偉大なキャプテン。
それにしても、来シーズン以降のＡＣミランはどうなるんですかねえ。
主力の高齢化は目に見えているわけで、特にセンターフォワード。
カカが予想外にもミランを去りそうですが、サッカー界は本当に何が起きるかわかりませんねえ。
売ったお金でセンターフォワードを獲得するようなことを言っていますが、カカが去るとなると何が何でもロナウジーニョに全盛期に匹敵するパフォーマンスを取り戻してもらわないと困るわけで。
数年後にはピルロやガットゥーゾやネスタも高齢化。
インテルのサントンやバロテッリのように新たな息吹が必要だと思うのですが、それこそ若かりし頃のマルディーニのようにね。
レオナルドも監督経験がないから不安になってしまいます。
まあＡＣミランファンとしては、スクデット獲得とチャンピオンズリーグでは最低限ベスト４を期待していますよ。
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