「アメリカン・オルタナティヴ・ロック特選ガイド」の感想

コンニチハ、CDジ○ーナルです。
「SHM-CDを高音質だとは思えないのですが、自分の立場からして表立って非難することができません。
どうしたら良いでしょうか?」

こんなイベントがあるそうです。
『アメリカン・オルタナティヴ・ロック特選ガイド』記念イベント〈爆音で聴くUSオルタナ〉が開催!

リンクは許可制のようなので下のを貼り付けて下さい。
ttp://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=23912
こうすればリンクではないわけですw


笑えるのは「高音質メディア(SHM-CDではありません)」という記述。
CD Journalは高音質メディアをSHM-CDと勘違いされると客足が遠のくと判断しているようですw
CD Journalはほとんど読みませんけど、SHM-CDを非難する記事なんてないんだろうな。

俺はメインに置かれている6バンドのSACDやDVD-Audio、アナログレコードを持っているんで行きません。
あー、でもGhosts I-IVのBru-rayは未だに聞けていないんで、聞けるなら興味はあるなあ。
高音質に興味のある方にはオススメのイベントです。
これを機にSACDやDVD-Audio、アナログレコードが盛り返すとは思いませんが、少しでも興味を持つ人が増えるといいですね。

今日はその「アメリカン・オルタナティヴ・ロック特選ガイド」の感想です。
といっても全部を読んだわけじゃないんですが。

表紙は裏のマーク・アームからMudhoneyで間違いないでしょう。
監修は鈴木喜之さん。
鈴木さんは、フリーですがロッキングオン系のジャーナリストです。
USオルタナにはかなり詳しい方です。

ウチのサイトに載せているバンドの記事を古いロッキングオンから探してみると、たいてい鈴木さんがインタビューしている記事に行き着きます。
SoundgardenとかRollins Band、イアン・マッケイとかね。

あとはUSインディバンドのライナーを多く書いてる坂本麻里子さんとかね。
ロッキングオン系のジャーナリストだけじゃなく、シンコーミュージックの出版物でよく見かける方も少なからず執筆しています。
まあ出版元はCDJournalですからねえ。

執筆者はこれくらいにして肝心の内容ですが、USオルタナといってもバンドの数が多過ぎて全部を把握するのは不可能ですから、こういう本が1冊手元にあると便利だと思います。

アルバム紹介文は音楽ジャンル用語が連発されているので、そのアルバムのサウンドが比較的理解しやすいと思います。
ハードコアとかガレージとかね。

こういう時って音楽ジャンル用語は便利ですね。
まあ自分の嫌いな用語が出てくるとそのアルバムは間違いなく聞きませんけどw

まあ今はインターネットで試聴の時代だから気になるバンドがあればmyspace、Last.fm、You Tubeででも聞いてみればよいわけで。

そもそも、こういう本がなくてもLast.fmの「テイストの似たアーティスト」を辿ったりすれば色んなバンドを知ることができますけどねw
まあ俺はナロードバンドなんであまり活用していませんが。

でも、本という物体ならではの使いやすさもあると思います。

シンコーミュージックから出版されているレーベルリサーチ アメリカンインディーズは、タイトルどおりインディレーベルを最初に紹介して、そのレーベルからリリースされたアルバムを紹介するという構成です。

アメリカン・オルタナティヴ・ロック特選ガイドは、レーベルを紹介しているページもありますが、地域ごとに章立てし、バンド中心に紹介していくという構成です。

どちらが良いかはその人の趣向によって変わってきますから何とも言えません。
まあシンコーミュージックの方はエ○とかポ○プパ○クという言葉が多く出てきますけどね・・・
個人的には紹介されているレーベルは微妙なのが多かったです。

まあ立ち読みしてご判断下さい。
もしくは両方買って下さい。

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