DENONのDP-500MとDL-110の組合せ(MC型カートリッジ初体験)

車の修理代で再び2万円ほど飛んでいってしまいました。
今年に入って車に10万円以上払っている気がするなあ・・・
そろそろ買い換え時なのか・・・

今日はアナログレコードの話題ですから、興味のない方はこれ以上読む必要はありません。
先週末、注文していたカートリッジが届いたので交換作業をしました。
車でカネがかかるとわかっていれば買わなかったんですけどねw
結論を先に言うと、レコードの音質がCDの音質を凌駕することに成功しました。


今まではDP-500M付属のMM型カートリッジを使用していましたが、MC型カートリッジを試してみようと思いました。
MM型とMC型の違いはレコードを持っている人なら知っていると思うので省略。

初めてのカートリッジ交換ですから、取り敢えず最も安いのでいいかなあということで、audio technicaのAT-F3/2DENONのDL-110が候補になりました。

で、結局DL-110を選択しました。
納期が早かったからというテキトーな理由で選びましたw
DL-110は特殊なMC型カートリッジで、MCでありながらも出力が高く、アンプのPhonoがMC非対応でも昇圧トランス無しで再生することができます。

カートリッジ交換作業については、カートリッジ交換方法 1 レコード針の専門店 – A’pis Japan:を参考にして下さい。

敷居が高い作業だと思っていましたが全体的には難しい作業ではありませんでした。
だた、最も難しい作業はナットとネジの取り付けです。
シェルからレコード針先端までの距離が決まっていますから、ずれないようにネジを締めるのが難しいです。
DP-500Mの場合は54mmです。
また、シェルとカートリッジを水平平行に取り付けなければなりません。

ネジを締めようとしたら定位置画から動いてしまって計り直しというイライラがつのる作業でした。
1時間ほど悪戦苦闘、途中でカートリッジを叩き付けて壊したくなる衝動に駆られることもw
何かコツのようなものがあるんですかねえ?

アナログレコード再聴戦という解説本によると、初心者は1mmぐらいの誤差は良しとして上達してから再度調整しましょう、と書かれていたので、適当なところで妥協しましたw

それで再生してみましたが、特殊なMCといってもやはり出力は弱いです。
ですが音質は世界が変わりました!

Bright EyesのI Believe In Symmetryという曲でCDと聞き比べてみました。
この曲を知らない方はyoutubeをどうぞ。

アタック感はCDの方がパワフルですが、アナログレコードの方は音が柔らかいといいますか、しなやかといいますか。
高音と低音、各楽器の解像度、全ての面でCDに勝っています。
ギターの音、その後ろで鳴っている効果音、ツインドラムがハッキリと聞こえます。
素晴らしい音質です。

特に最後の壮大なオーケストラ部分はその差が顕著で、CDとアナログレコードはヴァイオリン?の高音の質がかなり違います。

はっきり言ってCDは全体的にうるさいだけ。
アタック間で押し切っているような・・・
これならCDの音質よりアナログレコードの音質が勝ると断言できます。

MC型カートリッジって凄いですね。
最安値でこれかよ・・・
最近はDP-500Mに対して愛情が冷めていたのですがw、これで俄然アナログレコードを聞くのが楽しくなってきました!

カートリッジでここまで変わるんですね。
アナログレコードの奥深さでしょうか。
これなら大金かけてアナログにはまる人も多いのが理解できます。

俺もようやく真のアナログレコード生活がスタートした気がします。

というわけで週末は引きこもってレコードばかり聞いていました。
当分の間、休日は引きこもりが続きそうですw
レコード聞いているときが最も幸せ。

いやあ本当に良い音しますよ。

コメント

  1. ビーグル より:

    >>レコード聞いているときが最も幸せ

    その通りだと思います。 本当に心地良いです。
    ハイレゾで残すことも考えましたが、回転している
    レコードをトーンアームがトレースしているのを見て
    音楽を聴く楽しみ、つまり視覚的な要素もあると思います。
    オーディオはアナログの方が断然おもしろいのです。

タイトルとURLをコピーしました