The ClashのベストとI Fought The Lawとロックの死

The ClashのThe Story Of The Clash Volume #1というベストアルバムを買いました。
定価が4000円もするThe Clashのベストだというのに780円。
さすがリサイクルショップ!価値が分かっていませんw。

ClashのアルバムはSandinista!まで持っているからベストに入っている曲の大半は知っています。
なのになぜ買ったのか?といったら安かったのもありますが、I Fought The Lawという曲が欲しかったから。


この曲はClashのオリジナルではないですが、Clashのカバーによって広まったようです。
何年か前に日産がCMに使用していました。

曲のタイトルは「俺は法律と戦った」なんですけどね・・・
日産は「道路交通法を犯せ!」とでも言いたかったんでしょうかw
それとも、日本人は歌詞なんて気にしないんだからメロディと曲調だけで決めりゃあ良い!と思っていたのでしょうか?

日産がどういうコンセプトでこの曲を使用したかは知りませんが、この事実こそが先日書いたパンクの死とかロックの死を感じさせる。
お茶の間のテレビから流れてきても不自然ではない。
世間や良識者から嫌われるモノではなくなっていますよね・・・

PUNK’S NOT DEADの感想
Rock Is Deadってどういうことか考える

このベストアルバムは日本盤が91年にリリースされたものですが、ライナーにはロックが商業的になり、まるで学芸会やお子様ランチのようになってしまった、と書かれていて笑ってしまいました。

Sex Pistolsの方が好きだけどClashも素晴らしいバンドです。
攻撃的で歌詞は完全に反体制。
聞いたことがない人にはオススメしたいです。

コメント

  1. 匿名 より:

    日本人はノリだけで好き嫌いが生じますからね
    ヒップホップとかラップとかその代表格でしょう

    最近のパンクを掲げているバンドはスピードだけだし
    俺こいつらの曲なら一生聞けるって物が無いですよね

  2. asnao より:

    そういえばGT-Rのスペックはとても日本の公道じゃ発揮しきれないような・・・

    と、そんな皮肉も言いたくなるような選曲ですねw。 
    日産の上層部は英語力は強いんじゃなかったっけなぁ?

    外注でその選曲をプレゼンした人も勇気がありますが、Goサインを出した担当者はどうなんでしょう?

    もし確信犯でGoを出してたなら、まだ救いはありますし、僕はその人と友達になれそうなんですけどねぇ・・・・w

  3. Hyottoko より:

    >准尉長さん

    >ヒップホップとかラップとかその代表格でしょう

    そうですね。
    エミネムなんて代表的ですね。

    俺も全てのアルバムの歌詞を熟読しているわけではないですが、ロックの一番の魅力は反体制だと思っています。

  4. Hyottoko より:

    >asnaoさん

    少し調べてみましたが、「俺は悪路と戦った」とでも言いたかったような印象を受けましたw
    Q エクストレイル(X-TRAIL) CM情報 New!

    ケミブラ、オフスプ、MXPX、メガデス、ナレーターにはギターウルフ。

    なんだかなあ・・・

  5. asnao より:

    CMで使用されていたのは2000年からなんですね。 
    たしかゴーンさんがCOOに就任したのが99年。 古い体制からの脱却を掲げ、改革を始めた頃ですね。

    勝手な解釈ですが、もしこの曲が、それまでの過去の、自社の体制に対するカウンターの意味も込めらて使われていたのならスゴイんですけどねぇ。。

    そうだったら、僕はそこにロックの精神を感じますが、それ以降の選曲を見るとちょっと複雑ですw 

  6. Hyottoko より:

    エクストレイルのコンセプト等を含めて考えると、パンクを聞きながらスケボーやスノボー、サーフィンをやっているような若者にアピールしたかったようです。
    スノボー大会まで開催しているようです。
    結果的に幅広い年齢層がこの車に飛びついたようですが、俺はSUVが好きになれませんw

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