1991: The Year Punk Brokeの紹介

コンニチハ、Sonic Youthのサーストン・ムーアです。
異国の地でも中古レコード屋に行くことばかりを考えてしまう「サーストン病」を患っています。

ウチのサイトでも少し紹介しているビデオ、1991: The Year Punk Brokeの話です。

Sonic Youthの1991年のツアーの様子を納めたビデオで、一緒にツアーを周ったNirvanaやDinosaur Jrなどの演奏シーンも収録されています。
演奏シーンは無いにしても、Mudhoneyやコートニー・ラヴ、元Husker Duのボブ・モールドなども少しだけ出演しています。


まあSonic Youthのビデオとはいえ、注目されるのはNirvanaなんだろうなあ。
1991年のNevermindがリリースされる少し前、後にカートが楽しかった時期だと語ったムーヴメントが勃発する直前のNirvanaを見ることができます。
ほんの少しですけどね。
デイヴとクリスは勿論のこと、カートも結構バカな事をしていて楽しそうなワンシーンもある。

この間書きましたが、輸入盤だと会話の内容が全く分からないので字幕が付いている日本盤を買い直しました。

喋っているのは主にサーストン・ムーア。
ビルの窓から「お前達はアヒルではない、お前達は人間だ!」と絶叫したりと、どこまで本気で話しているのか分からないけど面白い。
インタビューを読んだりしていると、真面目な人物って感じだったけど、意外に面白い人なんですねぇ。

1991年はパンクがぶっ壊れる年だ。
グローバルな社会の大衆的な自覚へと。
ELLE誌に特集されたモダン・パンク。
モトリー・クルーはアナーキー・イン・ザ・UKを歌う。
ヨーロッパのアリーナで、10万人の観客の前で、むかつくようなヘナチョコ・ヴァージョンだ。
でもいい歌だ。

それにしてもデイヴ・グロールやJマスシス、みんな若いなあ。
キム・ゴードンなんて色っぽいですw
Sonic Youthのステージはアグレッシヴだけど今はどうなんでしょうねぇ。

90年代オルタナのマニアにはオススメしたいビデオですが、これは廃盤。
amazonでは輸入盤の取り扱いしかありませんけど、やや高額。

俺が先日買った日本盤は3000円でしたけど(定価は6000円)。
思ったよりもプレミアは付いていないのかもしれません。
ヤフオク辺りで安く買えるかも。

You Tubeで見れるでしょうしね。

今現在、DVD化されていません。
2000年代前半にサーストンがインタビューで語ったところによると、未公開映像をプラスしてDVD化しようというアイデアはあるようです。
でも、「コートニーの許可が無いとダメなんだろうな。」と苦笑い。

あまり期待できそうに無いですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました