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2008-02-26

Nu Metal,Rap Metalを振り返る:その2

08年にニューメタル・ラップメタルを振り返る:その1“の続きです。

ヘヴィなロックには2つの側面があると思う。
怒りやネガティヴなど、ヘヴィな感情を表現するのに適した音楽。
もう一つは、ヘヴィなサウンドで体を動かしたり暴れて楽しむこと。

このムーヴメントには後者の要素しかない空っぽなバンドが多かったね。
さすがに全部のバンドは聞いていませんが。

取り敢えず俺が聞いたことのあるLimp Bizkit、Linkin Park、Staind、(hed)PE、P.O.D.、One Minute Silence、Skrapeはクソの一言。

Rage Against The Machineと違ってDJがいるバンドもいたし、リフもRATM以上にメタル寄りだったので一概にはフォロワーと言えないかもしれませんが、RATMと比べて衝撃度と奥の深さ、怒りは無い。

似たり寄ったりで退屈、こんなの口が裂けてもオルタナティヴの延長とは言えないし、RATMやToolを一緒にしないで欲しい。


Kornに取って代わってシーンの王者になったLimp Bizkitの2ndは短期間だけ気に入っていたけど、直に嫌いになった。
奥が浅いからねぇ。
それにはフレッド・ダーストの態度が好きになれないという音楽以外の要素を含めた上で判断している部分もありました。
3rdは最悪で完全に売れ線、お前はFuckしか言えんのか!

デジタルサウンドを取り入れていたStatic-XやFear Factoryは極端なフォロワーではないけど、やっぱりMinistryの緊張感には敵わないですねぇ。
Fear Factoryはそこそこ良かったけど。

いち早くラップメタルから脱却したIncubusのMorning Viewはよく聞いていましたが、今はあまり聞かないなあ。
メロディは良いけど、それだけだな(苦笑)
その前のIncubusは残念ながらFaith No Moreを思い出してしまいます、個性不足。

Deftonesをこのムーヴメントに組み込むのは気が引けるけど、White Ponyは良かったです。

結局、このムーヴメントではSystem Of A DownとSlipknotが飛び抜けていたかな。

SOADは、1stはイマイチでしたが2ndの”Toxicity”が凄く良かった。
ロックオペラみたいで面白いです。
偽物が多い中でSlipknotの怒りは本物だと思った。
ライヴはもう見飽きたのでギャグとしか思えませんけどw

この時期の傑作はSystem Of A Downの”Toxicity”、Slipknotの”Iowa”でしょうか。
“People=Shit”がこの時期のアンセムw

でも、クソバンドが多いながらもSystem Of A DownとSlipknotのように良いバンドがいたとはいえ、やっぱりニューメタル・ラップメタルのムーヴメント自体は否定的にならざるを得ないですね。
ロックの停滞期として認知されていくのでしょう。

次回はすっかり忘れつつあるエミネムを振り返ります。

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