08年にAnd You Will Know Us by the Trail of DeadとAt The Drive-Inを振り返る

And You Will Know Us by the Trail of Deadというバンドが原因で、右に貼ってあるLast.fmのチャートの画像の横幅が広がりレイアウトが崩れてしまいましたが見事解決。
バンド名が長すぎなんだよなあ(苦笑)
バンドのアルバムを聞くときはlast.fmをオフにしていたんだけど、先週久しぶりに聞いたのでオフにするのを忘れてしまいました。

2000年代を振り返るということで、ウダウダ書いていますが、Eminemは延期することにしました。
しばらく聞いていなかったし、歌詞の内容も忘れてしまったので時間がかかるから。
そういうわけで、ニューメタルの影に隠れていたUSオルタナティヴ。

とは言うものの、2000年代初頭のUSオルタナってロックンロールリヴァイヴァル組を除くと、At The Drive InとAnd You Will Know Us by the Trail of Deadぐらいしか思い浮かばないなあ、少なくとも俺のアンテナには引っかからなかった。
この時期から俺は雑誌のハイプに騙されラップメタルを買っては失望していた傍ら、クロスビートディスクガイド2000を片手に昔の大物バンドのアルバムを買い漁っていた気がする。
グランジオルタナ系の中堅バンドに興味を持ち始めたのもこの辺かなあ?
もうよく覚えていません。


At The Drive-Inは今思うとニューメタル期に出現した救世主だった。
俺はRelationship of Commandに込められた怒りにガツンとやられましたし、ラップメタルのくだらんバンドを聞けば聞くほど、このアルバムの良さが際立っていったと言いましょうか。
ダイブ禁止令にも共感できた。

でも、SlipknotやP.O.D.と共にヘヴィロックのブライトホープとして取り上げられていたりと、ニューメタルと同等に扱われていた記憶がある。
Rage Against The Machineと同じようにラウドなロックで大暴れしたいだけの人が大勢飛びついたイメージしかないなあ。
Limpも好きだけどATDIも好きみたいな。
反主流的な存在なのに、主流と同じように捉えられたイメージしか思い浮かばない。
売れたといっても100万枚ぐらいで、ニューメタルとは比べ物にならなかった気がする。
だからニューメタルを殺すことはできなかった。
凄いバンドだったのに・・・

And You Will Know Us by the Trail of Deadをはじめて見たのはサマソニだった。
ドラマーが投げたスティックをゲットしたから多少は覚えているよw
フェスで「凄いバンドを発見する」ということを初めて体験した。
確か日本デビューする前じゃなかったかな。
USインディの凄い奴らって感じで紹介されていた気がする。

その後にリリースされたメジャーデビュー作”Source Tags & Codes”は凄いアルバムだった。
激しいけどニューメタルじゃない。
ドラマチックでとにかく凄い。

でも海外ではどうだったか知らないけど、日本じゃ盛り上がらなくてねぇ・・・
インディでリリースしたアルバムの日本盤化も白紙になったし、来日もしていないと思う。

既にStrokes人気が凄かった時期だけど、Strokesが登場してから革命的に音楽シーンが変わったわけじゃない。
それに「Strokesのような古臭いロックをやってるバンド」が注目されていったので、「どんな音楽性でも面白ければOK」という雰囲気を個人的には感じなかったな。

今思うと、USオルタナは本当に死に体だったんだなあ。

続きはロックンロールリヴァイヴァルで。
その前にエミネムかなw

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