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2007-12-24

2007年の音楽シーンを振り返る:その2(大物ベテランバンド)

今年リリースされた大物ベテランのアルバムをあんまり買っていないというのもあるけど、RadioheadのIn Rainbowsが圧倒的過ぎて、結局2007年はこれに尽きる。

聞けば聞くほど凄いアルバムです。
俺の中ではRadioheadのキャリアの中で2番目に好きだ。
最高傑作はKid Aかなあ、まあ時と共に好きなアルバムは変わりますけども。

リリース方法もインパクトがありましたねぇ。
雑誌を読んでみると、Radioheadのようにリスナーに値段を決めさせるまでは行かないにしても、今後こういう流れが加速するだろうという予想が目に付く。

Radioheadほどの大物だけが取れる手法という見方もあれば、口コミだけでブレイクしたClap Your Hands Say Yearのようなバンドの存在を考えれば決して大物だけが可能な技ではないという分析もある。

音楽も事件性も2007年はRadioheadだったなあ。

え?いつものNine Inch Nailsはどうしたですって?

“古臭いドラム音”とか”下痢のような音”とかタナソウに批判されていたYear Zero。
巷でも評価が低そうだ。
まあ確かにAphex Twinを連想させる90年代のドラムサウンドですけどねぇ。

でも俺はWith Teethよりも良いアルバムだと思いました。
最初聞いたときは思わなかったけど、やっぱりNINらしくキャッチーでしたね。
俺は駄作だとは思っていない。

トレント・レズナーはYear Zero関連の謎のサイトを多数出現させるという斬新な手法を取った。
アルバムのコンセプトをWEBを通じて具体化するっていう感じです。

これもインパクトがあったなあ。
ただ、謎のサイトはFlashとか画像で製作されているのもあった。
お陰でWEB翻訳が全く役に立たず、途中で英語を解読するのを止めてしまいました(苦笑)。

インパクトとしてはRadioheadに劣るけど、NINもまた斬新な試みにチャレンジした年でした。

2バンドの共通点はインターネット。
ネットが普及し始めてから約10年、そのネットを利用しての新しい試みが目立った2007年。
ついに旧体制の崩壊が始まったのかもしれません、まさにYear Zero。
そういえば、最近良く目にする”終わりの始まり”ってYear Zeroが最初だった気がするなあ。

まあ、今後どうなるんですかねぇ。
音楽業界にもネット時代が本格的に到来するのかも。

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