オルタナティヴは死語

Wikipediaのオルタナティヴ・ミュージックを久々に見たけど、相変わらず編集合戦が繰り広げられているようです。
いつのまにか「独自研究」とかいう警告みたいなものが・・・
編集履歴を見ていると、みんなで作るWEB辞書の限界が透けて見える。
議論がなされていないんだよね。
意見を書き込む掲示板とかないのかな?

個人的には、Helmetが消されているのに納得がいかなかったりする。
参考文献にある”シンコ-ミュ-ジック・ムック グランジ/オルタナティヴ”では紹介されているんですけどねぇ。
“根拠のある出典”も”独自研究”と言ってしまえばそれまでですが。
っていうか、解釈は様々だから全ての意見は”独自研究”なんだよね。

かといって、文句を言うくせに自ら編集するつもりはないという卑怯者な俺w
やっぱり自分を主張したいもんでw
となると自分でサイトやブログをやるしかない。

前置きが長くなりすぎましたが、最近雑誌とかWEBとか目を通していて思うのは、オルタナという言葉はもう使用されていないってこと。
The ShinsやClap Your Hands Say Yeahをオルタナという人は殆ど見ない。
雑誌に関してはオルタナという言葉は皆無で、インディという言葉が主流のような気がする。
オルタナを不可解な意味で使用されるのはいい思いがしなかったので個人的には嬉しい。

90年代は、80年代の主流に「対する」という意味で使用されていた。
まあ今の音楽シーンの主流はエモなんでしょうが、ニューメタルと比べてムーヴメントとしては弱い。
圧倒的な主流が存在しないから、「反主流」も存在しないわけで。
ただ、商業的な臭いがプンプンするバンドやセクシーアイドルは昔と変わらず存在しますが。

だから、今のシーンはジャンルに拘らず様々なものが受け入れられる土壌が整っている気がする。
今年のサマソニのModest MouseやBright Eyesの閑古鳥とマリンスタジアムの盛り上がりを考えると、日本では疑問符をつけざるをえませんけど。
UKインディも量産型バンドや過剰なハイプには腹立たしい。

でもUSのシーンは良さそうだ。
どうしようもないのも多いけど、色んなタイプのバンドが出てきては支持されているように見えるのは俺だけかな。
まあ、なんだかんだ言って目立つのは90年代組なんですけど(苦笑)

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