Tool (07.02/09 Zepp Tokyo)の感想

Toolのライヴに行ってきました。
凄いモン見てきましたよ!

前回のサマソニと同様、全体的に冷たい汚物というよりはアグレッシブで熱かった。
Jambi、The Pot、Vicariousといったキャッチーでアップテンポな曲の影響だったと思う。
詳しくはTool (06.08/13 幕張メッセ)

サマソニと違うのはRosetta Stonedと10,000 Daysを演奏してくれたこと!
Lost Keys~Rosetta Stonedという流れと、Wings For Marie~10,000 Days~Lateralusという流れは今回のハイライトだった。

Rosetta Stonedはメイナードが無線機のようなマイクで歌っていて、前半は少しショボい印象を受けたけど後半は鳥肌モノ。

10,000 Daysの緊張感、冷たくジワジワくる暗黒世界には圧倒された。
激しくなる辺りでステージ後方のカーテンが下ろされアルバムジャケットの巨大なものが出現するという演出もよかった。

そしてLateralus、10,000 Daysの後ということもあってサマソニ以上に感動!
バンドのグルーヴがモロに出る曲だと思うけど、これが凄くて!
ラストの爆発力には最高のカタルシスを感じた。

これでお腹いっぱいになってしまったので続くVicariousはいささか退屈だったけど、ラストはハルマゲドンによるクソ世界終焉の曲”Aenema”。
これで再びテンション復活。

俺は確かにハルマゲドンを望んでいる
ロサンゼルスという絶望的でクソッタレな場所にいる変人たち
LAを修正するには水をどっと流すしかない
泳ぐ練習をしとけよ!

Aenemaの和訳

東京も水で洗い流した方がいいんだろうなあと思いを馳せつつライヴは幕を閉じた。

これは余談だけど、メイナードはサマソニ同様モヒカンにジーンズ、サングラスという服装だったけど、ある映画の主人公を真似しているとした思えない。

「(10,000 Daysを)地獄の黙示録やタクシードライバー(どちらも映画)のようにじっくり味わって欲しい」と言っていたけど、タクシードライバーの主人公にそっくりだ。
特にサングラスが。

この映画は確かに奥が深いんだけど、狂気の世界っていうか衝撃的っていうか後味が悪いっていうか・・・
まあ、メイナードが好きそうな世界観っていうのは理解できる。

興味がある人は是非見てください、オススメです。

セットリスト

Stinkfist
Forty Six & 2
Jambi
Schism
Lost keys
Rosetta Stoned
The Pot
Wings For Marie
10,000 Days
Lateralus
Vicarious
Aenema

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