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2005-10-03

iTunes本格稼動でミュージシャンはどう変わるか?

こんばんは、自称CDコレクター@ひょっとこです。

サマソニのAppleブースで貰った1曲タダでダウンロードできるコードが載っているカードが、部屋を整理していたら出てきたので思うところをボソボソと。

ミュージシャンとして気になるのは、アルバムという作品形態が崩れる可能性だろう。
アルバムを丸ごとDLできるらしいが、曲を単品でDLする人が多いと思う。

もし、アルバムがなくなったらどうなるのか?

まずはプラス面。

某ミュージシャンの発言
「今回のアルバムには、繋ぎの曲や捨て曲がない!」

じゃあ、過去のアルバムには捨て曲も入れたのかよ!と突っ込みたくなる発言だけど、アルバムという形態が崩れたらこういうリスナーをナメたことは出来なくなる。
ダメな曲はリリースしても無駄。
これはリスナーにとっては喜ばしいことだ。

また、アルバムをレコーディングし終わるまで、長い時間リスナーは待っていなくてはならないといった事態がなくなる。
できた曲から順次リリースされるようになるかもね。

ここからはマイナス面。

まずは、レコード会社がミュージシャンに対して、今でいうシングル・カットできそうなキャッチーな曲ばかりをミュージシャンに対して求めるようになるかもしれない。
分かりにくいが奥が深い曲は今まで以上にメジャー・レコード会社から嫌われるだろう。

今までは、クソなレコード会社と嫌々妥協して「シングル向きの曲を数曲作るけど、後は好き放題やらせて貰うぜFuck You!」
こういう姿勢をとってきたミュージシャンもいるかもしれないけど、今後は迫害されるかもね。

次は、アルバムならではの表現手法が無効になるということ
恐らくこれが最も衝撃的だろう。

わかりやすい例がMars Volta辺りかな。
ストーリー的な内容、曲がお互いを生かしあって輝きを増すという表現手法は廃れていくだろう。

曲順にこだわるという表現も有効的でなくなる。
「絶望の曲ばかり続くが、最後には希望の曲」というNINの手法もアウトだ。

2枚組はもちろん、表現内容が違うアルバム2枚同時リリースということもできない。
Bright Eyesの白黒と、Judeのデビューアルバム2枚がそれにあたる。

パッと思い浮かぶのはこれぐらいだけど、果たして今後どうなっていくんでしょうねぇ。

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