Nine Inch Nails -With Teeth (Dual Disc)- & 5.1chオーディオの普及と未来

サマソニに出演したバンドのセットリストを知りたきゃ2ちゃんねるに行くのが手っ取り早いぞ!と言いたいNIN狂です。

今日もNIN関連です。未だにSummer Sonicを思い出すと興奮するからねぇ。

先日、ウィズ・ティースの5.1ch盤を買いました。
これも例にもれず、通常盤発売日からしばらくしてリリースされたんだけどね・・・。腹立たしい。

だが、内容は買ってよかったと思えるほど凄い!
With Teethはアレンジにこっていないストレートな作品だと思われているが、これを聞くといろんな音が入っているのがわかる。

そして、5つのスピーカーへの音の割り振り方が上手いので奥行きの深さと音に包まれている感覚を味わうことができる。

数回聞いた限りでは、You Know What You Are?・Only・The Line Begins To Blur・Beside You In Timeが印象的だった。
特に、Onlyはキャッチーだけど凄くこだわっているのがわかるし、Beside You In Timeのラストもなかなかのもの。
まあ、Downward Spiralほどではないけどさぁ(苦笑)。

聞き込めば、まだまだ楽しめるはずだ!このアルバムは!
5.1chに対応できるなら是非オススメしたい。

話は少しずれるが、SACDやDVD Audioといった5.1chの普及は進まないねぇ。
当初は、SACDとDVD Audioのどちらが生き残るか?と言われていた気がするが、どっちも消えそう・・・

結局、魅力的な作品がないから普及しないのだと思う。
俺だってNINとBjorkぐらいだもんなぁ。ビョークはまだ買ってないけど。

なぜ魅力的な作品が少ないのだろうか?
アーティストがこの手のオーディオ・フォーマットに興味がない。
アーティストやプロデューサー、ミキサーに5.1chの生かせるほどの能力がない。
だから、5.1chオーディオを作らないのだと思う。

NINのケースは特別なのかもしれない。
音楽的な能力は異常だし、完璧主義者な面もあって過去の作品を5.1chで蘇らせることができるのだろう。
また、作曲者とプロデューサー、ミキサーがほぼトレント1人で行われていることも大きいのだろう。

このままでは、SACDとDVD Audioは淘汰されるだろうな。

個人的には、RadioheadのKid A以降を5.1chで聞きたいし、Primal Scream・Tool・Sonic Youthあたりに期待したいところなのだが・・・

逆にNirvanaやPitolsを5.1chで聞きたいとは思わない。

言いたいことはわかるよね?

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