リアルなヴォーカリストたち

オハヨウゴザイマス、暗黒の日々が続く@クリス・コーネルです。
今日はVocalistについてでも書きます。
歌詞の内容など分からなくても歌声だけでリアリティを感じさせてくれる優れたヴォーカル。

まずは俺が最も偉大だと思うヴォーカリスト、Johnny Rotten。ピストルズをリアル・タイムで聞いた某ジャーナリストによれば、その時代ではうるさい音楽だったらしい。
Pistolsがうるさい音に聞こえない現在、Never Mind The Bollocksがリアルなロック・アルバムに聞こえるのはジョニー・ロットンのスリリング歌による。
Bodyでのキレ具合、Problemでのスリル満載の歌を聴いてみよ!

この辺りがClashの白い暴動とピストルズの勝手にしやがれの差か。白い暴動は現在聞くと普通に聞こえる。歌詞は二の次にね。

次は、賛否両論ある男、Axel Rose。Kurt Cobainの批判、火薬を使った派手なステージ、馬鹿らしいライヴ中での衣装換え。エンターテインメント満載の芝居じみたステージ。
リアリティとは無縁そうなパフォーマンスを演じていても、アクセル・ローズの声はリアルだ。
かん高い声での怒り爆発。低音でのスリル。
“息が続かない、まともに歌えていない”としか思えない人はGuns N’ Rosesの魅力を理解していない。

アクセルだけのSummer Sonicでの来日を見て思ったのは、アクセルがいればGN’Rはある程度成り立つということだ。

長くなったので最後、Chris Cornell。サウンドガーデン時代は置いといて、Audioslaveではラヴソングを歌おうが、落胆さを感じさせてくれる。クリス・コーネルが歌えば歌詞は云々そこは憂鬱な世界。
うーん、リアルだ。

もっといろいろあるけど今日はこの辺で。

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