ライヴに求めるもの

Warm Placeに書いてるライヴの感想は自己満足的で日記のようのものだ。そのとき何を感じたのか記録して、たまに自分で読み返してみて、忘れそうになる記憶を呼び戻すためのもの。

読み返してみて、こんなこともあったなーとか、今思うといいライヴでもないのに何でこんなに褒めているのかなーとか湧き上がってくるものは沢山ある。

沢山のライヴを見てきた人間として言いたいことは、レコードを聞いて得られるもの以上のものを感じられないライヴは見る価値がないということだ。

有名人を生で見れるんだー!というミーハー的なノリは金の無駄だといいたい。

最近では、ライヴ開始時ステージにバンドが登場してきたからといって歓声を上げるほど盛り上がらない。
「さあ、君たちはどんなライヴを見せてくれるんだ?」と偉そうにドッシリ構えることが多い。

結局、俺はリアルな感情表現をライヴに求めているのだと思う。エンターテインメントなパフォーマンスには魅力を感じない。

そうなると、去年際立っていたのはMogwai・Judeあたりか。もっと遡ればMy Vitriolとか色々あるけど、それを味わえたライヴはそう多くはない気がする。
そう言えばマイヴィトリオールは何をしているのだろうか?

レコード以上のものをライヴで表現できない、こういったバンドが多いから最近ライヴに行く回数が減ったのかもしれない。
「どうせ大したもの見れないんだろうなぁ」と無意識に決め付けてしまっているから行く気にならないのかもしれない。

初期のNine Inch Nailsは「レコードはオカマ・シンセだけどライヴは凄い」という評判だったらしい。何となくわかる気がするけどね。
こういう印象を与えることができるバンドが”最高のライヴ・バンド”なんだろうねぇ。

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