The Presidents Of The United States Of America (プレシデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ)
The Presidents Of The United States Of America (プレシデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ)のアルバム紹介
The Presidents Of The United States Of America (プレシデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ)の概要
アメリカで一世を風靡した陽気なトリオ。
中心人物のクリス・バルーとデイヴ・デトラーは85年頃からシアトルで音楽活動を開始していたが、90年頃には一緒に活動するようになったらしい。
91年頃には、元Skin YardでLove Batteryに在籍していたジェイソン・フィンが参加するようになり、93年に正式なトリオバンドとして活動を開始した。
PUSA 12曲(You Tube)
PopLlamaからデビューアルバムがリリースされると、すぐさまメジャーレーベルが目をつけ、95年にデビューアルバムをリミックスしたものがコロンビアよりリリースされた。
このアルバムは最終的にで400万枚以上売り上げた。
このバンドの特徴といえば、陰鬱やダークネストは無縁でとにかく陽気なこと。
大ヒット曲のKitty(ネコの唄)やPeachesの歌詞を読めば如何にコミカルなのかがわかる。
ネコにさわりたいだとか、田舎に帰って桃を食いたいとかくだらないものだ。
シアトルは陰鬱なサウンドだけではないということを知らしめたバンド。
またベースが弦2本、ギターが弦3本しかないのもこのバンドならでは。
以前クリスがモーフィンの2弦ベーシストと活動していたことが影響しているようだ。
しかし弦が少ないからといって音楽が単純すぎるわけではない。
そこらのメロコアよりはアイデアが豊富だ。
バンドは98年にツアーの疲労や家族との時間を大切にしたい思いから突然解散。
しかし2年後には活動を再開し、最終的に2016年まで活動を続けた。
関連リンク
The Presidents Of The United States Of America (プレシデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ)のアルバム紹介
1.スタジオアルバム
The Presidents Of The United States Of America
95年のデビューアルバム。
明るく楽しいお馬鹿なアルバム。
単純に楽しむだけなら最高のアルバムだろう。
しかし、歌詞に目を通さなければ寂しさを感じる瞬間もある。
くだらないことを歌ったKitty、Lump、Peachesがヒット曲。
Naked And FamousにはSoundgardenのキム・セイルがゲストで参加している。
The Presidents Of The United States Of Americaの日本盤
II
97年の2nd。
路線は前作とあまり変わらないが、ピアノを使うなど音楽の幅が広がった。
曲の展開にもアイデアを練った感がある。
親日家のようでJapanという曲もある。
中古で安売りされているので1stを気に入った人は気楽に試してみると良いでしょう。