Skin Yard (スキン・ヤード)
Skin Yard (スキン・ヤード)の概要
Skin Yard 13曲(You Tube)
結成は85年でSoundgardenやGreen River同様にシアトル・シーンの先駆者的なバンド。
プロデューサーで有名なジャック・エンディーノとC/Z Recordsの社長であるダニエル・ハウスが中心だったバンドとしても知られている。
解散までの8年間に、インディから5枚のアルバムをリリースし、アメリカやヨーロッパのツアーも数回行っている。
音楽性はヘヴィ、ノイジー、陰鬱といった言葉が思い浮かぶもので、この手の音楽のパイオニアだ。
度重なるドラマーの交代、ジャックのプロデューサー業の多忙化、91年のダニエル脱退、ヴォーカルのベン・マクミランのGruntruckなるプロジェクトにより、Skin Yardの活動は徐々に失速した感がある。
結局バンドは93年のアルバムリリースを最後に解散を決意した。
関連リンク
Skin Yard (スキン・ヤード)のアルバム紹介
1.スタジオアルバム
Skin Yard
87年の1st。
この頃のドラマーはSoundgardenのマット・キャメロン。
ヘヴィなサウンドよりもテクニカルな面が印象的。
以後の作品より音楽性が幅広い気がする。
日本盤は無い
Fist Sized Chunks
90年の3rd。
ヘヴィで陰鬱で重苦しく、インディらしい素朴なサウンドというシアトルらしい典型的なアルバム。
日本盤は無い
Fist Sized Chunks(Remix Version) – iTunes Store
1,000 Smiling Knuckles
91年の4th。
こちらも3rdアルバムとは似たような趣き。
日本盤は無い
1,000 Smiling Knuckles – iTunes Store
Inside the Eye
93年の5th。彼らのラストアルバムでもある。
曲のクオリティやサウンドの厚みを考えるとこのアルバムが入門に適している。
日本国内ではSkin Yardのアルバムはプレミアが付いたり入手困難の場合が多いが、このアルバムは比較的入手しやすい。
シングル・カットされたUndertowは彼等を代表する曲だろう。
ノイジーなサウンドが好きな人には自信を持ってオススメしたい。
逆に言えばそうじゃない人は手を出さない方が良いでしょう。
日本盤は無い