Mono Men (モノ・メン)
Mono Men (モノ・メン)の概要
シアトルから少し離れたベリンガムというカナダ国境近くの街で結成されたバンド。
80年代中頃からデイヴ・クライダーとリッジ・モリセットはサーフ・バンドをやっていたが、しだいにガレージ・ロックへ路線を変えていった。
89年にバンド名をMono Menとし、90年にはデイヴ自身のレーベルであるEstrusからシングルをリリースした。
あの頃のPopLlama(シアトル近郊のインディレーベル)は絶大だった。
酒癖の悪い連中にレーベルが作れるなら俺にもできると思った。
(Mono Men / デイヴ・クライダー 映画hypeから引用)
好きなバンドにSonicsなどを挙げる彼等は、アグレッシヴでシャウト連発のガレージ・パンク・ロック。
大々的にスポットライトが当たったわけではないが、映画hypeでこのバンドに興味を持った人も多いのでは?
個人的には、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT時代のチバユウスケがMono Menのレコードをお気に入りとしてテレビで紹介していたことが印象に残っている。
バンドは98年か99年に解散。
デイヴはThe Dt’sというバンドで活動している模様。
関連リンク
Mono Men (モノ・メン)のアルバム紹介
1.スタジオアルバム
Back To Mono
1stと2ndが1枚にまとめられたお得なアルバム。
他のシアトル近郊ガレージ・ロック・バンドと比べると陽気でコミカルな雰囲気は少なく、攻撃的で緊張感溢れるシャウト連発なバンドということがわかる。
前半の13曲は2ndアルバム”Wrecker!”の曲だが、捨て曲が少ない素晴らしいものに仕上がっている。
後半はデビューアルバム”Stop Druggine Me Down”からの曲らしい。
この時は2ndでギターヴォーカルとして大活躍しているジョンはまだいない。
Wrecker!
92年の2ndアルバム。
上のBack To MonoにHe’s Waiting以外の曲が収録されているのでわざわざ買うことは無いが、Back To Monoが手に入らない場合はこちらをどうぞ。
日本盤の存在は不明。