Supersuckers (スーパーサッカーズ)の概要
88年に、ライヴハウスすらないアリゾナ州のド田舎で結成。
当時のヴォーカルはエディ・スパゲッティではなかった。
90年にシアトルの友達から、シアトルは面白い街だからお前等も来いといわれて、職探しも兼ねて移住を決意したらしい。
Supersuckers 10曲
というわけで彼等はシアトル出身ではなく移民組。
ただ、ブームが始まる前の移住なので非難される筋合いは無いだろう。
シアトルに来て、行動あるのみだと思ったよ。他のバンドはすでにレコードを出していたからね。
(Supersuckers / エディ・スパゲッティ 映画”hype”から引用)
シアトル・シーンに感化され積極的に活動をしていったようだが、それがSUP POPの目に留まることとなった。
ストレートなガレージ、パンクといった音楽性で、そこらのメロコア・バンドよりは捻った音作りになっている。
疾走感と陽気なノリが心地よく、大半の曲は3分ぐらいで終わる。
ジャック・エンディーノのお気に入りのバンドだったようで、映画”hype”で彼らのTシャツを着ている。
現在はSUB POPを離れたようだがバンドは今も活動を継続している。
関連リンク
Supersuckers (スーパーサッカーズ)のアルバム紹介
スタジオアルバム
The Smoke of Hell
92年のデビューアルバム。
音楽性はどのアルバムでもあまり変わらないのでこれから聞いてみても良いだろう。
I Say Fuckは映画hypeで披露されていた名曲。
La Mano Cornuda
93年作。
上で述べたように彼らの音楽は単純でストレート。
そんなバンドのエネルギーをもっとも堪能できるのがこのアルバム。
ただし、単純なパンクを毛嫌いしている人は好きになれないかも知れない。
The Sacrilicious
95年の3rdアルバム。
音楽性は相変わらずだが、過去と比べるとメロディが重視されている。
ギターとヴォーカルのカラミが印象的だ。