ART-SCHOOL (アート・スクール)
ART-SCHOOL (アート・スクール)の概要
2000年にインディからデビューし、2002年にはメジャーデビューを飾っている。
中心人物の木下理樹は90年代オルタナティヴを好む。
特にNirvanaに対する思いは強いようで、Nirvanaに救われたと語っている
音楽性は当然のことながらUSオルタナの影響が強く出ている。
自己否定的な歌詞、轟音ギター、単純な曲展開など彼のルーツを思わせるものが多い。
インディ時代にはDrain Youのリフを拝借している曲もある。
それゆえ、このバンドに関しては賛否両論に別れることが多い。
リアリティを感じられるか、個性不足と解釈するかだ。
メンバーが大幅に入れ替わった2005年のアルバムでは音楽性が広がった感があるが、それでも個性不足との批判がある。
取り敢えずは一度聞いて判断するといいだろう。
関連リンク
ART-SCHOOL (アート・スクール)のアルバム紹介
1.スタジオアルバム
SONIC DEAD KIDS
2000年にインディからリリースされたミニアルバム。
音の素朴なところはインディならでは。
Drain Youのリフを基に作られたのはこれに収録されているSandy Driverだ。
興味のある人はどうぞ。
Requiem for Innocence
2002年のメジャーデビュー作。
Art-Schoolの傑作と言えばこのアルバム。
Nirvanaを連想させる要素が多いが、個人的にはリアルな良作だと思う。
ツインギターが面白い。
車輪の下、Foolishがオススメ。
LOVE/HATE
2003年リリース。
オリジナルメンバーで製作された最後のアルバムとなった。
従来どおりグランジ・オルタナの影響が濃いが、多様性も垣間見ることができる。
Requiem for Innocenceを気に入ったならオススメ。
PARADISE LOST
2005年作。
メンバーが大幅に入れ替わって製作された。
“クロエ”のファンキーなギターに象徴されるように、音楽性の幅が広まったと言われる。
Nirvanaのカラーが好きになれない人はこれを聞いてみるのもいいかもしれない。